2012/01/25

角田光代著「八日目の蝉」

を読みました。
ラストの希和子の台詞のために映画化されたような作品だなと思いました。
う〜ん、子供の事を思ったら、いくらかわいくても、連れて逃げるのは、ちょっと考えられないというか、まして、自分で生んだ子でもなく、もう子供が生めなくて、好きな人の子であったとしても、心の傷を背負わされた女の子でもあるのに、その子をずっとかわいい、自分の子だという思いが続くとは、ちょっと思えませんでした。
そのくらい、割りきれるなら、男と別れて、子供に関わる仕事を始めても良かったんじゃないかとか。。。
また、本当の母親が、家事もできず、ヒステリックな女性として描かれてましたが、それなら、何故、男は離婚して希和子を選ばなかったんだろうとか、いくら、幼少期に育てられなかったとしても、実の母親と打ち解ける事ができなかったという親子関係にも、疑問だし。。。もっと酷い母親で、親が金持ちで実力者みたいに描かれていたなら納得できなくもないのですが、結構普通の母親っぽく書かれてるというか、中途半端な分、説得力がないと思いました。
いくら希和子を美化しても、やっぱり、不倫&誘拐なんだよね。
子供が虐待されてて、連れ出したのなら納得もできるのだけど。。。
シビアな感想になってしまいました。すみません。

高田崇文著「クリスマス緊急指令〜きよしこの夜、事件は起こる!〜」を読みました。
短編集ですが、K’sバーシリーズが一番良かったです。
でも、この方の本は、史実ミステリーの長編がいいかな。
読書感想
2012/01/24

黒田研二著「ふたり探偵」

を読みました。
ありえない設定ですが、まあ楽しく読めました。
なんか続編というか、第2弾まであるらしいのですが、「ずっと意識不明状態のままなの?」とツッコミたくなりつつも、もう1作読んでみたい気がしないでもありません。
共犯とかわからず仕舞いで、オタクのまま事件に深入りして殺されちゃった耕平くんの為に買ったフィギュアはどうするんだとか、つまんない事が気になったりもしました。

今野敏著「任侠学園」を読みました。
「とせい」シリーズだったとは、あらすじ読むまでわかりませんでした。
中間管理職の日村さんが毎回、いい味出してます。
第3弾も出てるらしいので、早く文庫になるのを待つ事に致します。

つづいて、今野敏著「渋谷強行犯係 宿闘」を読みました。
竜門シリーズ、これもシリーズもので、他の話を読んだ気がするのですが。。。
「義闘」だったのかな。
共通のキャラが他のお話にもちょこっと出たりするからなあ。
日村さんとこの組も、別のお話、それもシリーズもので登場してたりしたからなあ。
読書感想
2012/01/20

東野圭吾著「白銀ジャック」

を読みました。
雪山が舞台なのは、森村誠一氏とか雫井脩介氏のイメージでしたが、なかなか面白かったです。
主人公が倉田なのか根津なのか悩んじゃいましたけど、ミステリーというより、青春小説っぽいノリで読めました。
あまり馴染みのない実業之日本車文庫から出てます。
意外に栞がかわいいというか、マスコット(ジッピィと言うらしい)が書かれてます。

新津きよみ著「緩やかな回転」を読みました。
最初、ちょっとありえない展開に、読む気が失せましたが、後半はミステリーのなぞが気になって、一気に読んでしましました。
こういう手法は、難しいんだろうな。
読む方も、最初は、根気が要りましたし。(笑)
読書感想
2012/01/17

堂場瞬一著「第四の壁 アナザーフェイス3」

を読みました。
アナザーフェイスシリーズ3作目です。
毎回、主人公がモテる設定なんだよね。
お話は面白いのですが、この一点が、ちょっとワンパターンなのがつまんないかな。
今回の犯人の心情は、わからなくもないのですが、理解しづらいというか。。。
成功者が、リスクを払ってまで行う殺人には到底思えないし、殺人教唆に従う実行犯の心情は、理解に苦しみます。
主人公が、子供と亡くなった妻一筋なのは、やっぱ高感度大です。
シリーズ3作目になって、柴さんの味がでてきた気がします。
読書感想
2012/01/17

万城目学著「プリンセス・トヨトミ」

を読みました。
直木賞候補で映画化された作品だけあって読み応えがありました。
しかし、最近は、現実味のない物語がもてはやされる傾向にあるのかなと、ふと疑問に思ったり。
なんかアニメ系、腐女子系の臭いを垣間見るというか、まあそれこそが今の時代に求められる小説なのかも知れませんが、中身がないとは言わないけど、特別があまりにも特別じゃない舞台で、テーマを描いて欲しいなと思ってしまいました。
文章は大変読みやすく、時々吹き出すくらいツボだった箇所もありおすすめの一冊ではありますが、もっと地道な人々を特別じゃない形で描いて欲しかったというのは、望み過ぎなのかなあ。

西條奈加著「金春屋ゴメス」を読みました。
日本ファンタジーノベル大賞受賞作だそうです。
ファンタジーであり、ミステリーでもあり、楽しく読めました。
登場人物がちょっと多いというか、キャラを丁寧に描きすぎなために、主人公がちょっと引き立ってなかった気がしましたが、読みやすかったです。

読書感想
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